2002年12月8日日曜日

コチ・ヴァケーリア村までの道    落合裕梨

 2002年10月19日正午私は成田空港にいた。会の一員としてボリビアに第3棟目学び舎の建設候補地の調査に向かうためだ。ボリビアって地球のどこにあるのかな?とこの会に入る前に思っていたほどだったから、今回の調査対象地域のことはウカマウ集団の映画に出てくるイメージ以外ほとんど知らない。でも会の皆さんから色々と説明や話を聞き何回もシミュレーションをしているから準備だけは万端だ。もちろん単に欲しい、では作りましょうというような会でもないし、人と人とのつながり、そこで生まれる信頼関係があってはじめてできることなんだ、とのご指導も頂戴している。私もそう考えているので、心の準備も万端だと特記しておこう。

副代表(建築部代表)あいさつ  副代表 福峯衆宝

 人は考えます、なぜボリビアなのか、どうしてあんな遠い国で?本当に必要なんだろうか?いろいろ考えながらここまで来ました。
 学び舎に対して私自身固い信念が有るわけではないし、教育に関心があるわけではないし、ボリビアに住んでいたわけでも、旅行したこともないしほとんど関係の無い私ですが、縁とは不思議なものです。薩田事務所で「今回ボリビアで学校を作ろうとしているんだけど」と話を聞いて「面白そうだ!」ただそれだけで、参加者に名前を書いておいて!と初代会長薩田さんにお願いしたところから始まったのです。