2004年11月20日土曜日

サステイナブルな生き方へ       代表 永田佳之

 ここ数年、「持続可能な開発」 という言葉を新聞や雑誌で目にするようになりました。「持続可能(サステイナブル)」 などというと、難しく聞こえますが、より大きな方へより速い方へと成長し続けるような社会のあり方を見直し、自国ばかりでなく地球社会全体のことも、そして現代に生きる自分たちだけでなく次世代のことも考えて、みんなが安心して生きていけるような世の中にしよう、ということだと勝手に解釈しています。
 ところで2000年のヨハネスブルグ・サミット(世界首脳会議)では、日本政府が同サミットの公文書

2004年11月15日月曜日

ソフト部会から  1棟目から4棟目をふりかえって    事務局長 倉田知幸

 学びたいけれども学ぶ場所がない。そういう人たちのために、ボリビアの地でこれまで4棟の学び舎をつくってきた。雨露をしのげる建物、安くて頑丈で安全な建物、できるだけ環境負荷の低い建物。そういう学び舎をつくってきた。
 私たちがつくってきた学び舎は、識字教育や保健衛生教育、織物教室など、その土地の人々によってさまざまな用途に使われている。必要とされるところで、必要な人たちのために学び舎をつくってきた、という会としての自負もある。
 しかし、これまでの活動を振り返ってみると、「学び舎づくり」の過程に多くの反省も残してきた。

建築部会から 1棟目から4棟目をふりかえって       建築部会 福峯 衆宝

 「学びたいけど学ぶ場所が無い」のメッセージが地球の反対側ボリビアから届いた。写真で見る限りでは青空教室で、暑いときは木陰に、風の冷たいときには建物の陰に隠れ、とても大変そうだ。現地のインディへナ(先住民)の人々は公用語のスペイン語が読み書きできない人々が大勢いて、そのために就職にも就けず、役所に生活の要請をしようにも字が書けない(読めない)ばかりに、相手にもされないでいる。どうにか力になれないのか?
 ボリビアの国がどんな国かあまり良く知らないが、それでは造ろうか?
 つくれるのかなー?どうでもいいから造ろう!
 そんな感じの人達が集まったのが、学び舎づくりの会の始まりでした。

2004年11月1日月曜日

5棟目にむけて  現地調査開始  副代表 伊藤 有樹

 11月からの現地調査では、今までの建設と平行しながらの調査と違い、1から4棟目の学び舎の状況と現状を振りかえりつつ広域の「住民の声」をより多く聞き、より密接に対話を交わし、彼らの置かれた状況、住民参加のプロセスなどをあらためて見つめ直します。そして現状学び舎の質向上のため、また、今後の学び舎に向けてのステップアップに資するためにこの調査を行なっていきます。