2004年11月17日から2005年2月22日まで、学び舎5棟目の建設候補地を調査するため、高橋慎一郎さんがボリビアに行ってきました。その調査報告です。
今回の渡航による調査では、次期建設候補地調査に関し、ボリーバル郡とシカヤ市を調査範囲に含めることを現地UNICEFオルタナティブ教育担当ブラディミル・ロハス氏との打合せにより決めました。
次に、郡教育長ディアス・ワルデル氏、及び、オルタナティブ教育担当者ウーベル・メルカード氏との話し合いにより、ヤルビコーヤ村についての調査を行うことにしました。ボリーバル郡の西側地域は村の数が少なく、近隣村を含めた学び舎の多角的な利用は難しい、一方で南東地域に位置するヤルビコーヤ村付近には数多くの村があり、より多くの人々の利用が可能であると考えられるた
めです。
ボリーバル郡ヤルビコーヤ村

シカヤ市ソタサ村

識字教育の条件に恵まれず、住民集会も外部で開催しており、「Yuyay Jap’inaプロジェクト」以外にプロジェクトがなく、十分な上水もない等といった環境を考慮すると、ソタサ村も、ヤルビコーヤ村と同様に5棟目の学び舎建設候補地の一つとして挙げられるのではないかと感じました。
今回の渡航では、主に2つの村を中心に調査しましたが、さらに候補地を調査し選定したうえで、運営に関する準備も含め作業に取り掛かりたいと会は考えています。5棟目学び舎の建設地についての調査はまだまだつづきます。