<定期使用>
1.インファンテ※(ボリビアのNGO):識字教室
火曜、土曜(週による)午後2~4時
女性20名参加。絵画、刺繍などを取り入れ、女性たちが気楽に集まり楽しみながら識字教育を
うける。先生:フランチェスカさん(ベルギーのNGOスタッフ)他
2.児童保育所
月曜~金曜 午後2時~4時
3名の女性が面倒をみて、学校が終わった子どもの宿題を行う。学校に行っていない子どもも一
緒に、お絵かき、遊ぶなど,児童保育所のように使用されている。
3.組合集会 約月1回
ラ・フローレスタ地区の組合の集会に使われている。(小学校で行われることもあるので、毎
月とは限らない)
この他に、フランチェスカさんが、今、若い女性・青年に裁縫と美容師の授業を提案しており、20名が集まれば実現するとのこと。この地域の若者には仕事がないので、毎日市内に出て仕事を探している。そうした人々へ手に職をつけるためのクラス。上の写真にあるような試みも不定期に行われている。
●インファンテ職員ROSMERIさんからの意見:
自分はインファンテで父親の虐待にあった女性,子どもたちの一次避難場所(としてこの学び舎)で彼女らの話し相手をしている。円形のこの建物は、子ども達の育つ場所としていいと思う。角がないので、精神的にも、安全面でも安心できる。
大教室への2箇所のドアは、ガラス面が多いので、簡単に進入されやすい。ボリビアでは格子を細かくするか、ガラス窓のないドアにするか、鉄格子をつけるかしないと、泥棒に狙われやすい。
●その他1:ほとんどケチュア語しか話さない管理人さん(女性)。彼女はコカの葉を入れるような小さなポシェットを編んでいた。コチ村の女性のように地面で。フランチェスカさんを通じベルギーに売るそう。
●その他2:学び舎への道に入る際,一緒にいたROSMERIさんが、角の家の女性に呼び止められ、「フランチェスカさんの識字教室がいつやっているのか教えて欲しい。自分も参加したい。」と言われていた。ROSMERIさんいわく、「ここの女性は心の中で思っていても、なかなか自分では行動に移せない。よく誰かが私のことを探して,問題の解決や協力を求めてくる。」とのこと。