2006年4月17日月曜日

第2回スタディーツアー報告④ 学び舎1棟目・2棟目見学                                         

 学び舎1棟目(ラ・フローレスタ地区)は、テキパヤ村の中心より徒歩30分程度の場所に位置し、茂る草むらの中、タクシーで道なき道を走り、学び舎1棟目を訪問した。
1棟目内部2006年12月佐藤撮影
ちょうど、地元の婦人会の方達が帰られる時で利用されている方達の生の声が聞く事ができ幸運だった。週のうち月曜日から金曜日の5日間は、午前中は、子供達の識字教育の場として利用してるとの事。婦人会の方々も集会などで、頻繁に利用してるとの事。土曜日・日曜日も、現地の方達の憩いの場として利用されてるとの事だった。

緑に囲まれた学び舎は「両手で包み込む形をイメージして造られた」と聞いていた通り、優しさに包まれた空間であった。壁一面のカラフルな絵たち、子供たちが描いたのだろう小さな手形を見付けた。机の上には、何度も消しては書き足して勉強したのだろう一枚の紙が置いてあった。実際に使われているものに触れられて、とても、心が暖かくなった一瞬であった。
 ただ、この学び舎が建てられて早5年。雨期のあるボリビア、地元の方より雨漏りがひどい時があるというお話があった。雨漏りが原因で、天井が腐り崩れ落ちてる部分もあり、窓枠の一部も腐り始めていた。そろそろ、改装が必要な時期にきているのだと感じた。














 学び舎2棟目(シウダ・デル・ニーニョス地区)は、コチャバンバ中心街よりタクシーで、20分ほどの、コチャバンバ市街を見渡せる丘陵地にある。1棟目を訪問した後、こちらに向かった。こちらは、もう既に改装真っ最中で、今度は図書館としてつかわれるとの事。壁は、ボリビアの土によって、きれいに左官されていた。今後も、ボリビアの土によって、何度でも、再生させていっていただきたい。

改装後!